迷走を続け、ゴーリキイ公園から歩くこと30分、ついに本日の宿「コーストンホテル」を発見しました。
今回ほどまでに、

「着いた~、マジ良かった~」

って思ったことは前にも後にもありません。

陽が落ちた時にはちょっと泣きそうになってました。

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ピカピカしたライトアップがお出迎え

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ホテル棟はあちらの背の高いホテルです。


受付を済まし、カギを貰って部屋に入ると、
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花火が上がっているじゃないですか!
まるでホテルに着いた俺を祝福しているよう。

心が平安で満たされてきたので、胃を満たしに1階のレストランへ。

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かんぱーい

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とっても重厚感あふれるレストラン。
他に客はおらず貸切状態。

今晩のおかずは、ビーフストロガノフっちゅうのを頼んでみました。
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じゃーん
あんまり色合いが良くないけど、味は最高です。
サワークリームで煮たてた牛肉はA5の霜降りカルビのように柔らかく、しかも脂が多くないからいくらでも食べられる感じです。

このビーフストロガノフ、調べてみるとロシアの貴族「ストロガノフ家」の家伝の一品らしく、歯の悪くなった主人が自分でも食べられる牛肉料理をコックに作らせたのが始まりだそう。
なるほど、お上品な味がするわけです。





さて、モスクワで女遊びをお探しの皆様、お待たせいたしました。
やっと情報提供できる準備が整いました。


なぜ、ここコーストンホテルに泊まったのか。
なぜなら、このホテルに風俗があるからなのです。



場所は一階のバーの横、

「MEN'S 911 CULB」

と呼ばれるところです。

内容はいわゆるストリップバー。

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入口にはおねぇちゃんが入れ替わり座っており、明らかにエロい雰囲気を醸し出しています。
エロセンサーをお持ちのあなたなら、言われなくともあの階段を上っていくことでしょう。

いざ入店のしぐさを見せると、ロシアンおねぇちゃんが寄ってきて、中へ案内してくれます。

中は奥へ長細い感じで、ダークな雰囲気は申し分ありません。

椅子に通されると別のおねぇちゃんがドリンクの注文を受けにきます。


中には全部で10人くらいの美女がおり、恥ずかしげもなく生まれたままの姿で踊っているじゃないですか。
ビールを片手に観覧してると、推定年齢22歳と思われるおねぇちゃんが寄ってきます。

さあ、ここからは交渉。
何分いくら~?
なんて聞いてみたものの、返事がない。

あっ、あれ?おいらの英語、いまいち?

ってもう一回聞いてみるものの、反応が。。。
ロシア語しか通じませーーん。

なんかビミョーなやり取りをしていると、それを見かねたのか別のおねぇちゃんが寄ってきて、英語で少々の通訳をしてくれました。

聞くところによると、持ち出し価格は13,000ルーブル、日本円にしておよそ35,000円。


35,000円!?


これだった日本のロシアンパブで交渉した方が安いじゃん。


「すごい高いジャーン、ディスカウント・プリーズ」 

って言ったら、おねぇちゃん何処かへ行っちゃいました。


そんな高い金払ってられないので、そそくさと部屋戻って就寝。
明日からの旅に備えないと。






なお帰ってきてから、行けば良かったと後悔してます。 
モスクワ汲んだりまで来て、なぜ行かなかったのか。。

おれはここモスクワで学んだのです。

「行け、金に憶するな、行け」と。