マイレージを使ってビジネスクラスで人気の観光地「タイ」に。
頑張れば貯められそうなマイル数だし。

しかし、 どの会社のマイレージで行くのがお得なのか、なかなか分かり辛いでしょう。
2015年2月に搭乗すると仮定したケースで、はじき出してみました。

東京-バンコク 2015年 ビジネスクラス 航空会社別 必要マイル数一覧
航空会社 マイル数 空港税・燃油サーチャージなど諸費用※1 備考
JAL 55,000 ¥26,810 ディスカウントマイル 1/1-2/28(1/1-1/4は除く)・4/1-6/30(4/25-5/6は除く)・12/1-12/31(12/16-12/31は除く)
59,000 ¥26,810 ホームページ限定JALカード
60,000 ¥26,810 通常期
ANA ANA特典航空券 55,000 ¥26,850 1/5~2/28、4/1~4/23、5/8~6/30、12/1~12/17
60,000 ¥26,850 3/1~3/31、7/1~8/6、8/18~11/30
65,000 ¥26,850 1/1~1/4、4/24~5/7、8/7~8/17、12/18~12/31
スターアライアンス特典航空券 63,000 ¥34,010 期間によるマイルの変動はない
タイ国際航空 75,000 $86.00※2(燃油) + ¥2,570(羽田空港税) + B700※1(スワンナプーム空港税) = 約¥16,000 出発時刻72時間以内に予約、発券を承る特典航空券の場合、発券手数料として¥3,240かかる。
ユナイテッド 70,000(2015年3月31日まで。4月1日以降は80,000) $21.20=約¥2,500 セーバー特典
デルタ 70,000~150,000 ¥5,250(ノンストップ便最安値) 特典レベルにより必要なマイル数は変動。※3
  • ※1 2014年12月11日に調査
  • ※2タイ国際航空燃油特別付加運賃
  • ※3 各レベルは日付によって変わってきます。また行きがセーバーレベル、帰りがピークレベルと言うように、片道ごとにレベルが変わってきます。

上の表は「東京-バンコク」間のビジネスクラス特典航空券の必要マイル数一覧は、すべて直行便の特典航空券を取得した場合について、まとめています。トランジットを含めた場合、手数料などが多少変わってきます。

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JAL

ディスカウントマイルを設定した期間では、JALホームページ上から申し込むと通常期より5,000マイル少ない55,000マイルでビジネスチケットを手に入れることができます。

またJALはこの区間、スカイスイート767と言うフルフラットになるシートを搭載した機材で運行している便もありましたが、2014年12月以降はB777-200とB787-8での運航となり、フルフラットシートを搭載した機材を使用していません。

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ANA

ANAの特典航空券は、「ANA」とその子会社である「エアージャパン」が運航する便の特典航空券と、ANAが所属する航空連合「スターアライアンス」の提携会社が運航する便の特典航空券に分かれます。

ANA・エアージャパン運航の特典航空券

ANA・エアージャパン運航の特典航空券は、閑散期・通常期・繁盛期の3つのレベルに分かれ、閑散期は55,000マイルで取得できます。この期間は、JALが設定するディスカウントマイルの期間とほぼ重なります。

スターアライアンスグループ提携会社が運航の特典航空券

ANAのマイレージを使用し、ANAの加入する航空連合「スターアライアンスグループ」の航空券を取得できるものです。日本-バンコク間はタイ国際航空とユナイテッド航空の航空券が取得できます。

必要マイレージは63,000マイルと、ANAの通常期と比べて3,000マイル必要となり損な感じがしますが、期間によって必要マイル数が変動しないため、繁盛期は2,000マイルお得になるという珍現象が発生します。
ちなみに、繁盛期の特典航空券の空き状況を調べてみましたが、半年以上先の航空券は辛うじて取得できそうで、この取得方法が繁盛期では最安と言えます。

タイ国際航空

期間による必要マイル数の変動はありません。期間にもよりますが、今回調べた中で最もマイルを使うマイレージサービスのように思います。

ユナイテッド航空

ユナイテッド航空は、2014年3月をもって成田-バンコク路線から撤退し、日本-バンコク間はすべて提携会社運行によるコードシェアになりました。よって、ユナイテッド航空で取得できるノンストップの特典航空券は、タイ国際航空かANA運行によるものになります。
必要マイルはセーバー特典で現在70,000マイルですが、2015年4月以降は、東京-バンコク往復に80,000マイル必要となります。ひどい改悪ですね。 

デルタ航空

日本では、あまりなじみがない航空連合「スカイグループ」に所属するデルタ航空。直行便ではコードシェアがないため、自社便での運航となります。必要マイレージは最少で70,000マイルと、ユナイテッド航空に並びますが、最高だと150,000マイルを必要とします。かなりもぎ取りますね。

まとめ

まず、特典航空券を取得する上で必要マイレージ数を基準に評価すると、JALとANAの自社運航便に分があります。特に閑散期は55,000マイルと、他の航空会社と比べるとお得度は群を抜いています。

マイレージの取得しやすさを勘定しなければ、ユナイテッド航空やデルタ航空とでは、最低でも15,000マイルの差があり、 これだけあれば日本国内のみならず、日韓往復分にも相当します。

ただユナイテッド航空やデルタ航空は手数料が安く、その差は最大20,000円の差が開きます。
マイレージの価値が「1マイル=1円換算」と言う視点から見ると、同等の価値を提供している気がしますが、マイレージを購入することができるユナイテッド航空で、当該の15,000マイルを購入した場合の費用は$564.38(67,500円)となり、やはりJALやANAのマイレージサービスに比べると見劣りするものとなります。

さて、直行便の取得しやすさを比較すると、体感的にJALに軍配があがります。
繁盛期はJAL・ANA共々、なかなか取得できませんが、通常期・閑散期の週末などではJALが取れてもANAが取れないことが多いように感じます。

しかしながら、提携他社やトランジットを含めると状況は一変します。
JALが加入する航空連合「ワンワールド」は、アジア周辺ではJALの他にキャセイパシフィック航空とマレーシア航空の3社しか加入していないのに比べ、ANAが加入する「スターアライアンス」は、直行便を運航するタイ国際航空に、ユナイテッド航空・シンガポール航空・アシアナ航空・中国国際航空・深圳航空・エバー航空など計8社にひしめいており、これらのトランジットを含めると、おおよそチケットが手配できます。

以上から、最もお得にビジネスクラスを利用するケースでは、直行便で利便性の高いフライトを取得できるJALマイレージを選択する方が賢明ですが、トランジットができる時間があり、潰しを効かせたい場合は、ANAマイレージを選択する方が良いと言えます。