- HANEDA(東京)-SUVARNABHUMI(บางกอก)
- ECONOMY Class
- 21 FEB 2015
- JAPAN Airlines JL033
- B777-200
- 30,000マイル(ディスカウントマイル期間)/ 26,680円(燃油・空港税)
世界を見渡してもトップクラスの快適性を誇る「JALスカイスイート767」で運行されていたJAL33便でしたが、今回は旧シートタイプのB777-200でした。
2013年に発生したタイの政変で落ち込んだ需要が近年回復してきたこともあってか、今回のフライトも搭乗率も100%に近く、供給不足となってしまったB767からの機材変更なのでしょう。乗客としては、ざんねん~。
出発ゲートは142番と、国際ターミナルで昨年拡張された出国審査所からちょっと遠い場所です。
今回搭乗したB777-200、過去何回もレビューしているので、エンターテイメントに注力してご紹介しましょう。
エンターテイメント
概要
座席背面のオンデマンド・エンターテイメント、10インチ以上のタイプが主流となっている今、少々古臭い感じを受けるのは、仕方ないことでしょう。
液晶モニターはタッチパネルに対応していなく、すべて肘掛内に収まっている有線コントローラーにより操作するものです。
肘置を「パカッ」と開けると、全貌を現します。
上部ボタンを押すと、ボコッと取り出すことができます。
取り出すとこんな感じ。
背面はダイヤルが配置されており、電話機の様相を呈していますが、果たして電話できるのでしょうか。2015年2月現在、JALホームページにはJAL SKY Wi-Fiを用いての音声通話は禁止されていると記述されているだけで、電話に関する項目がどうも見つかりません。
アシアナ航空のホームページをみると、地上への通話のみならず、座席間通話もできるようですが、受信側もあらかじめ設定していなくてはならず、使い勝手が悪そうです。
そんなわけで、テンキーの機能はあまり使うことがなさそうです。
プログラム
エンターテイメントシステムは「MAGIC-Ⅲ」、レスポンスは出始めのスマートフォンのように、ひとタイミング遅れて動作するような感じです。
ホーム画面はグリッド的分割がなされており、操作体系は分かりやすい優秀な設計思想だと思います。各チャプターボタンからプログラムに入っていけます。
まずは映画。
1~2か月前に公開の、最新の映画並んでいます。
ごくたまに、日本公開前の映画が上映されていることもあり、話題作りに欠かせない機内の映画は、非常にお得で素晴らしいと思います。
音楽はジャンルごとに分かれていますが、「Jポップ・スタンダード」が4つも並んでいたりして、わかりづらい。番組プログラムはシートポケットの雑誌に記載されていますが、そんなのいちいち見てられないでしょう。改善が必要な部分です。
ゲームはコンピューターに負担の少なそうなものが並んでいます。
ゲームを選択すると、コントローラーを横にして待てと表示。
横にして待とうじゃない。
グラフィックスがやっぱりちょっと古めかしい。
JALショップの項目をみると、
カタログ冊子を見ろって。。。
到着地情報を見てみましょう!
行先は、「アジア」
「バンコク」と。
トラベル・インフォメーションでも覗いてみましょう。
えぇ~、タクシーってチップ不要だったのぉ!?いや~、成金日本人のステレオタイプの如く、チップばら撒いてたよ、反省。
プレイリストは、オーディオからお気に入りを選択しとくと、ここに表示されます。
入国審査書類の書き方も掲載されています。
これ見ると、親切に書かれてますね。
とまあ、レスポンスや描画がいまいちなのは仕方ありませんが、少々古いシステムとはいえ、ちゃんと作りこまれています。
この機内エンターテイメント、現在は画面の大きさ拡大やレスポンスの改善、タッチパネル化などのアクセシビリティの改良が進んでいますが、将来はスマートフォンとの連携やパソコン画面の代用、インターネットなどができるようになることを望みます。
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機内食
機内食は夜に軽食、朝のメインの朝食が提供されます。
- 夜食
-
- さつまいもブレッド
パッケージングされているゆえ、パサパサすることもなく、おいしく頂けました。でもこの時間、カップヌードルとか食べたいんだよなぁ
そして朝食。
こちらもすべて蓋をされてくるので、水分が飛ぶこともありません。
これらをすべて開けると、
美味しそうじゃないですか!
- 朝食
-
- ミネストローネスープ ポテトニョッキ添え
- コールスローサラダ 茸添え
- フレッシュフルーツ
- ヨーグルト
- ロール
昨晩、タダだからと言って沢山ビールくださいをした胃にはやさしい朝食です。
熱々でないのが唯一の不満ですが、細かく刻んだ野菜たっぷりでコクも出ており、これで不味いと言ったら味音痴と言えるスープです。
コールスローは少々時間が経過しているからか、若干シャキシャキ感を失いつつありますが、それでもいける味です。
酸っぱくないヨーグルト
なんと、別口で蜂蜜があったので、
のっけて食べてみました。あらやだ、おいしいわ~。
最近のJALは、フルーツの量も多くなって嬉しいです。
今回のバンコク深夜便はスカイスイートでなかったのが残念でした。やはり多く飛行機乗ると、移住性を気にする割合が増加します。B777-200もスカイスイートにしてくれないかなぁ~。
と思っていた矢先、こんな記事が!
さっさと改修しちゃってください!
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